当院の理念と院長あいさつ

みなさま、こんにちは。
わかば整骨院 石狩の院長、稲田和弘です。
当院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

私が柔道整復師という道を選んだのは、「手でふれ、手でなおす」という日本に受け継がれてきた技と心に強く惹かれたからです。

柔道整復の原点は、武術の中で負傷した仲間を救うために生れた「活法（かっぽう）」にあります。
戦いや稽古で傷ついた体を整え、生かす――
この手技はやがて町の“ほねつぎ”として人々の生活を支え、長い歴史を歩んできました。

そして昭和26年柔道整復師法の制定により、柔道整復師は国家資格として制度化され、現代の専門職として正式に認められました。

では、なぜ「柔道整復師」という名称になったのでしょうか。それは、柔術・柔道の精神と整復技術が密接に関わっているからです。古来の柔術の中で発展した整復技術を、柔道の理念に基づき体系化し、正式な資格として認める際に、
「柔道の精神を持ち、骨折・脱臼・捻挫などのケガを整復する専門家」
という意味を込めて名づけられました。

柔道が大切にする
精力善用（持てる力を善いことに使う）
自他共栄（自分も相手も共に良くなる）
という精神は、ケガで困っている方を支える柔道整復の心と同じです。
この理念が、名称に込められた大きな意味の一つです。

当院では、こうした伝統を大切にしながら、最新の技術や設備も取り入れています。

• エコー検査による正確な状態の把握

• メディセル療法などの先進手技

• 安心・安全に配慮した固定・リハビリ機器

手技だけでは分かりにくい症状も可視化し、より安全で効果的な施術を提供できる体制を整えています。

柔道整復師とは――
崩れた体を整え、自然治癒力を引き出すために
“手の技”と“心の在り方”を大切にする専門職です。

私も、先人たちが積み重ねてきたこの精神を受け継ぎ、
地域のみなさまが「動ける安心」「回復できる喜び」を取り戻せるよう、
伝統の手技と最新技術を組み合わせ、日々施術に向き合っています。

痛みや不調があれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。

みなさまの毎日がより快適で、笑顔あふれるものになるよう、誠心誠意サポートしてまいります。